皆さんは、キャンドルが気軽に作れることをご存知ですか?
実は100円ショップにある素材で簡単に作れます。
アロマキャンドルは聞いたことのある方も多いと思いますが、
今回は、香水キャンドルの作り方についてご紹介します。
お好きな香水や、余って使い道に困っている香水を使って、早速作ってみましょう!
(香水は、清潔感のある優しい香りのChloeを使用します。)

↓キャンドルイメージ図:3種類作成します。

目次
1.材料(ダイソー)
香水以外は、全て“ダイソー”で調達しました。

材料 | 分量 | 備考 |
好みの香水 | 好み | アロマキャンドルの場合はアロマオイルとなる。 |
容器 | 紙コップ、牛乳パック、タンブラー | 今回は全て違う形にするため3種類用意。 |
鍋 |
大きい鍋1、小さい鍋1 |
ろうの入った鍋は直火厳禁。湯煎で溶かすため。 |
ろうそく | 7袋(5号7本入り) | キャンドルの大きさによる。 |
クレヨン(必要な場合のみ) | 好み | 事前に削っておく |
割り箸 | 4つ | 作成キャンドルの数+予備 |
飾り(必要な場合のみ) | ピアス、転写シール、ポプリ | ポプリをドライフラワーやドライフルーツにするのもおすすめ。 |
新聞紙 | 数枚 | 作業場が汚れないよう事前に敷く。 |
2.作り方(8つの工程)
※作業場が汚れないよう事前に新聞紙を敷きます。
2−1[ろうそくを砕く]

ろうそくは簡単に砕いておくと鍋にも収まりやすく、溶けやすいのでおすすめです。
砕いた際に、ろうそくの芯を取り出します。
取り出した芯は、キャンドルの芯として使用します。
芯がとりづらい場合は、ろうそくと一緒に鍋にいれても問題ありません。
その場合は、ろうそくが溶けた時点で取り出すといいです。
2−2[容器を準備する]

今回、3種類のキャンドル全て異なる形にしたかったので、紙コップ、牛乳パック、タンブラーを用意しました。
(プラスチックのコップは溶けてしまう恐れがあるので避けて下さい。)
お家にある使わないガラスのコップを使用するのもおすすめです。
今回は、容器を剥がしたキャンドルを完成系として目指していますが、
適当なコップがあれば容器に入れたままでも素敵ですよ。

牛乳パックを好きな大きさにカット。
準備した容器に、割り箸を使ってキャンドルの芯をセットします。

今回は、容器ごとにテーマと色が異なります。
①天然石(緑・青・黒・白):タンブラー
②お花畑(ピンク・紫・白):牛乳パック
③ボヘミアン(茶・黄・橙・白):紙コップ

3つ全てに芯をセットします。
牛乳パックには、この時にポプリも入れておきます。
2−3[クレヨンを削る]

キャンドルに色をつけるためにクレヨンを削ります。
ろうを溶かしてから削ると、冷めて固まっていき焦ってしまうため先に準備します。
細かく削った方が溶けやすいです。
今回は、様々な色をミックスしてみたかったのでダイソーで48色入りのクレヨンを購入しました。

欲張って沢山削っています笑。
クレヨンまで削ったら、下準備は終了です。

次はいよいよろうそくを溶かします。
2−4[ろうそくを溶かす]
ろうそくは、直火で溶かすと発火する恐れがあるため、湯煎で溶かします。

大鍋のお湯を沸騰させたら、中火にして湯煎にかけます。
強火にしてしまうと、沸騰した水が跳ねてろうと混ざってしまうので気をつけて下さい。

火傷をしないように気をつけながら、ゆっくりと見守ります。
そして…

溶けましたー‼︎!ここからが勝負です。
2−5[ろうに色と香りをつける]

各紙コップにろうを分け、それぞれ色をつける&香水を混ぜます。

クレヨンは、少しずついれて色の濃さを確認してください。

今回、香水の香りも3種類に分けたため各紙コップに香水を2、3滴ずつ加えました。
1つの香りであれば湯煎で溶かした後、お鍋に直接香水を加えてから色付けをすると手間が省けます。
※香水を混ぜるときは火を止めてください。煮てしまうと香りがすぐにとんでしまいます。
香りの濃度はお好みで調整してください。
香水を入れる量は、一般的にろうの量に対して3〜5%の割合が目安です。香水1滴が約0.05ml(ものによっては0.03ml)
100gのキャンドルを作る場合は、100滴=5gです。(割合5%、香水1滴0.05mlで計算)
香水のミニボトルが大体4.5〜5mlなので、1個使い切る量です。
2−6[型に流し込む]

今回、キャンドルは色の層をはっきりと分けるのではなく、曖昧な感じにしたかったため、色をつけたろうをどんどん容器に流し込みました。
が、しかし….

香りも色もそれぞれ分けて作成したことで時間がかかり、各コップのろうが固まり始めました笑。
とりあえず、各紙コップをポコポコ握ったりしていたらろうがパリパリと剥がれました。

今回は、これも味が出るのではないかと思い、とりあえず型に入れてみます笑。

※ろうは再度溶かして使用することも可能です。

パリパリのろうを余すことなく型へ入れていきます。

ピンクは、パリパリが可愛いく感じたので、パリパリの部分をアクセントにすることにしました。
鍋にはまだろうが残っているため、上から流し込んで接着します。
タンブラーと紙コップの方は、パリパリ感を消したかったので、追加でろうを流し込んだ後少し混ぜました。
ピンクの方は、ゆっくり流し込み、パリパリを残すことにします。

これで、型に流し込む作業は終了です。後は、固まるまで待ちます。
通常は3〜4時間で固まりますが、今回は1晩置きました。
2−7[型から出す]
どんな風に固まったのかドキドキです。



3つとも綺麗に固まっていました。
キャンドルが型から出しにくい場合は、冷蔵庫で冷やすと、縮まって取り出しやすくなります。
2−8[飾り付け]
ピンクのキャンドルはそのままで、緑と黄色のキャンドルを飾りつけていきます。
緑と黄色は、ピーラーで削って整形していきます。

天然石がイメージなので、石感が出るようランダムに削っていきます。

黄色の方も同様に削った後は、ピアスと転写シールで飾り付をしていきます。

ピアスの芯の部分をライターで軽く炙ると、簡単にキャンドルに挿すことができます。

緑のキャンドルには、ピアスを3つ挿しました。

黄色のキャンドルにはピアスに加えて転写シールも使用します。

転写シールは、ゆっくり焦らず剥がさないと切れてしまいますので注意してください。

これで香水キャンドルの完成です!
香水キャンドルというだけあって、気になる香りですが、部屋全体に広がる拡散性はありません。
キャンドル周辺でふとした瞬間に香りが漂うという感じです。
ゆらゆらゆれる炎に癒されながら、ほのかな香りを楽しめます。
3.キャンドル4つの効果効能
キャンドルの炎を見ていると、落ち着いてリラックスできますよね。
ゆらゆらゆれる炎と非日常的な空間だからという理由だけではなく、歴とした理由があります。
3−1[キャンドルセラピー]

不眠解消・精神安定に効果的 炎の色であるオレンジ色は、心を穏やかにし、緊張感をほぐしてくれる効果があります。引用:キュアの癒し系ブログ
人が緊張している時や心配事を抱えて居る時には、脳波はβ波の状態になります。逆にリラックスしている時や何かに集中している時にはα波の状態なります。 キャンドルを灯すだけでα波が出るので、心も体も良い状態に整えることができます。引用:女性の美学
1/fゆらぎの効用 キャンドルの炎は不規則なゆらぎを刻んでいるものです。これは自然界に広く見られる”1/fゆらぎ”のリズムで川のせせらぎ、そよ風や木漏れ日やなどで感じる心地良さと同じリズムです。引用:リンクナチュラル
ろうそくの灯を見つめる事で、精神統一、精神安定、集中力増加などを養う療法や、PTSDの治療にも取り入れられ、不眠解消にも効果があるとされています。引用:lilin-manis
3−2[マイナスイオンを発生]

キャンドルに火を灯すと微量に水分が出て、同時にマイナスイオンが発生します。発生するマイナスイオンは約2万個といわれ、森林浴や滝から発生する3,500~5,000個を上回ります。おうちに居ながら森林浴気分を味わえます。引用:Vitamin candle
3−3[消臭]

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キャンドルの炎は煙の微粒子成分を燃焼させるのです。タバコの煙が気になるときには、キャンドルを灯すと本当にタバコの煙が消えます。引用:kameyama candle house
3−4[美人になれる]

涙腺からの分泌物が増えて交感神経が優位にあるときに比べ瞳が潤んだようになり、目元が強く印象づけられるようにもなるようです。引用:考えるメディア
キャンドルの明かりは、肌をきめ細かく見せる効果もあります。化粧せず素顔で彼氏に会う際や肌荒れが気になる際には、室内灯ではなくキャンドルを灯すと良いでしょう。引用:女性の美学
4.素敵なキャンドル13選
見ているだけでもうっとりするようなキャンドルをご紹介します。
この重厚感。そして絶妙な色合い。1つ置くだけでお部屋の格上げができますね。
こんな形のキャンドル見たことがありますか。
まさにオブジェ。火を灯すのがもったいなくてつけれません笑。
美しく透き通ったキャンドル。見つめていると、心が清められていく感じがします。
小さくて可愛いので、沢山集めたくなっちゃいますね。
たまには、キャンドルを灯しながらゆっくり過ごすキャンドルナイトもいいですね。
芯がくるんっとしているのがなんとも可愛いです。
こちらの宝石のように美しいキャンドル。ワークショップを開催されていたようで。
なんと、所要時間30分程度とのこと。驚きです。
@mielcandleさんのキャンドルは、他にはない世界観があって魅了されます。
素敵なキャンドルばかりですので、是非チェックしてみてください。
@rocacandleさんのキャンドルは、繊細なデザインが多く、お名前を入れることが可能とのことなので、ギフトにおすすめです。
結婚式のテーブルコーディネート等にも素敵だと思います。
爽やかで女性らしいデザインです。
バスルームの片隅に置いて、クラシック音楽をかけながら最高の癒しを体感できそうです。
夏の香りのジェルキャンドルです。@CandleBAROさんのアカウントは、他にもとても素敵なデザインが多いので、気になる方は是非見てください。
男性のお部屋にもとりいれやすいデザインが豊富です。
キャンディーみたいに可愛くて持ち歩きたくなるキャンドルです笑。
これからの季節にぴったりのデザインです。
観葉植物と一緒に置けば、お部屋の雰囲気は一気に夏ですね。
これ、キャンドルなんですよ。まるで宝石のように綺麗で見とれてしまいます。
まとめ&反省
香水キャンドルの作り方についてご紹介しましたが、いかがでしたか。
今回は、香水や色のバリエーションを欲張り、1度に3種類作ったために途中ろうが固まってしまうというハプニングがありました笑。
このことから、1種類ずつ作る、もしくはガスコンロを用いて作業場で常にろうを温めながら作業を行う方がいいと気づき反省しました。
しかし、キャンドル作りはすごく楽しかったしやり直しもきくため、また違った香りや形で作ってみたいと思います。
KJが小さい頃、実家では台風のせいでよく停電が起きました。
そんな時には、キャンドルをつけて家族で好きなだけお菓子を食べながらトランプなどをして遊びました。
たまにやってくる非日常的で温かい空間が大好きで、今でも素敵な思い出です。
キャンドルの優しい灯りに照らされると、自然と距離が近くなり、コミュニケーションもはかどります。
昭和時代の話のようですが、KJは平成生まれです笑。
よく素敵なレストランでもキャンドルが灯されていますが、
キャンドルには不思議な力があって、普段は言えない心の内を伝えやすくしてくれるんです。
また、聞く側も落ち着いて聞くことができます。
女性は美肌に見えるし、料理は赤みがかった灯りのおかげでさらに美味しく見え良いことづくしです。
今回ご紹介したように、キャンドルには多くの魅力がある上、手頃に作ることができるので、お友達やお子様と一緒に作るのにオススメです。
忙しい毎日を送る自分へのご褒美として、大切な人との絆を深めるために、是非あなたの生活にキャンドルを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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